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クラファンプロジェクト第3回招待講演会のご案内(2024年11月28日(木)19:00・オンライン・無料)

academistクラウドファンディングプロジェクト「心を再定義する」
第3回招待講演会のご案内(2024年11月28日(木)19:00・オンライン・無料)

伊勢武史さん(京都大学・准教授:森林生態学・環境科学)をお招きし、進化心理学と行動抑制ネットワーク理論の接点を議論したいと思います。ぜひご参加ください。質疑の時間をたっぷり確保します。

日時:2024年11月28日(木)19:00-21:00(講演約1時間・質疑約1時間)
場所:zoom meeting room
参加費:無料
登録方法:こちらのフォームからお願いします。

演題:生物進化と人のこころ

概要:生物進化の原動力である自然選択は、生存と繁殖にプラスになる遺伝子を選んでいきます。では、なぜ人間は、かくも厄介な「こころ」というものを持つに至ったのでしょうか。それが生まれたプロセスを、進化生物学の一分野である進化心理学から考えてみましょう。人間に対する自然選択の圧力がもっとも強かったのは原始時代。当時の人類がどんな暮らしをして、何を感じていたか。それがどのように現代人に受け継がれているか。これらを考えることは、「何のために生きているんだろう」のような疑問を解くヒントになります。その答えはきびしいものですが、だからこそ僕らにとって、この人生を生き抜くためのモチベーションになることでしょう。


演者:伊勢武史

京都大学フィールド科学教育研究センター准教授。ハーバード大学大学院修了(Ph.D. in Biology)。独立行政法人海洋研究開発機構特任研究員、兵庫県立大学シミュレーション学研究科准教授を経て、2014年より現職。専門は森林生態学・環境科学。人間と自然の持続可能なつきあい方についてシミュレーションや人工知能など情報科学技術を用いた研究を実施している。同時に、「人間とはなにか」という問いの答えを求めて、進化心理学にもとづく実験も継続している。サイエンスコミュニケーションがライフワークであり、著書に「学んでみると生態学はおもしろい」「生物進化とはなにか」「生態学は環境問題を解決できるか」「生態学者の目のツケドコロ」「2050年の地球を予測する」などがある。2025年度から使われる中学国語の教科書(光村図書・東京書籍)に著作が掲載されることに。

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